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活用事例

CASE STUDY


Trimble R10 ~安定性の証明~

GNSS製品紹介Other

 

既に使っている方も多数いてご好評いただいているTrimble R10ですが、
基本的な性能を検証してみました。
GNSSにとって、ウィークポイントと思われている高さ精度、市街地での利用、遮蔽物付近の観測が、
R10を使用することによって、どの程度パフォーマンスを発揮できるのか、
単点観測、移動観測、遮蔽物近くでの観測をすることで、弊社で確かめてみました。

1、単点観測

・GPS(以下「G」) 観測機種:R8
・GPS+GLONASS(以下「GR」) 観測機種:NetR9
・GPS+GLONASS+QZSS(以下「GRJ」) 観測機種:R10

上記の、3パターンで三脚上に据えて観測。
観測条件は10秒単位の連続登録を実施。

   



結果として、GPSオンリーの観測値のバラつきに比べ、GLONASS、QZSSを含めたデータはバラつきが小さかった。
QZSSを一機含めることで、鉛直の精度がグラフから証明できる。
初期化時間はGPSオンリーの場合、約21秒であったのに対し、GRが4.9秒であり1/4の時間で初期化をすることができた。
そのため、高い精度の観測を短時間で行うことが証明できました。


2、移動観測

R10にてGPS+GLONASS+QZSSで観測。
キネマポールにGNSSを付けて、5秒単位の連続観測を実施。
GPSのみを補足した観測と、GRJを補足した観測で、Fix/Floatの状態を検証した。

正常にFixし観測できたポイントについては、赤、もしくは緑の点マークを記載し、
間が抜けている箇所はFloatし、観測できなかったポイントです。

 

GPSのみの観測では路地、特に谷間に差し掛かるとFloatし補足ができなくなった。
R10を用いて、GRJを捕捉するとFixするエリアが格段に広がった。
目視ではFloatすることが予測された箇所も、
観測困難と思われた場所もFixし。
以上の結果から、GLONASS、さらにはQZSSを利用できる受信機を使用すれば、
市街地でのVRSも十分能力を発揮することができる。

3、遮蔽物に近づいた際の観測

遮蔽物(擁壁)に徐々に近づいた際の、
DOP、偏差、初期化OK/NG、ST数を調べた。


 
 

GPSのみの場合は、遮蔽物からある程度離れていても
偏差が水平、鉛直、共に値が大きくPDOPも大きくなった。
PDOPは一番良い場所で2.5になった。

GRJの場合、塀際まで近づいても初期化可能である上に、
衛星数が11機あることで、PDOPも良好な値を保っていた。

PDOPは塀際でも2.6、多くの場合2.0未満であった。
そのため、劣悪な環境下でもR10であれば
精度を保った観測をすることができた。

GPSのみの場合は、遮蔽物からある程度離れていても
偏差が水平、鉛直、共に値が大きくPDOPも大きくなった。

PDOPは一番良い場所で2.5になった。
GRJの場合、塀際まで近づいても初期化可能である上に、
衛星数が11機あることで、PDOPも良好な値を保っていた。

PDOPは塀際でも2.6、多くの場合2.0未満であった。
そのため、劣悪な環境下でもR10であれば
精度を保った観測をすることができた。

4、まとめ

街区(構造物)の近くではGNSSは使えない、鉛直制度が悪いと考えている人が多いですが、
R10を導入することで、少ない機材でも市街地での利用、遮蔽物付近の観測ができ、高さ精度も確保することができた。
Floatの心配もなく、市街地でも使えることがわかった。
R10は3年前でもこれだけのパフォーマンスを実現していました。
R10の新機能はし続けています。

5、Coming soon...

チルト補正機能
 電子気泡
 HD-GNSS
 RTX