神奈川・静岡における測量機器の販売と修理、測量設計ソフトウェアの販売のことなら「トリンブルパートナーズ神奈川・静岡」

ニコン・トリンブル正規代理店 ニコン・トリンブル正規代理店

活用事例

CASE STUDY


Trimble GNSS(NetR9)を使用してVRSによる3級基準点測量をやってみました。(TS観測との比較もしてみました)

活用事例GNSS機種別基準点レポート〇〇やってみました

1.概要

2級基準点を与点に3級基準点をTS4点・VRS3点を新設
元々成果のある2級基準点を交点とし新点扱いにして計算し成果を比較してみる。

場所
Y市内M駅近辺

2.使用機材

TS 観測 トータルステーション︓ Trimble S6 オートロック
一素子プリズム ︓ 2セット
※作業員 3 名
VRS観測 GNSS ︓ Trimble GNSS NetR9
※作業員 2 名

 

3.観測方法

・TS は与点6点・新点4点の結合多角方式で観測し、TOWISE 任意網平均計算ソフトにて成果を作成
・VRS は仮想基準点3点・新点3点の直接観測法結合多角方式で観測し、TOWISE RTK 基準点ソフトにて成果を作成

※与点350-3から交点2の視通がきかない為節点104を設けた。

VRS 観測網図

TS観測網図

 

4.観測結果

 

交点2(102)の座標比較

今回のVRSによる基準点測量は、一般的な公共測量の精度範囲に入っており、
TSと比較してもそん色のない精度を保つことができました。

現場によっては、VRSによる3級基準点測量は効果的なシステムであると思われます。

以下に精度管理表を記載いたします。

5.まとめ

省力化
・VRSの方が使用する機材が少ない
・VRSの方が機材を設置する場所の数が少ない
・VRSの方が半分の人工で作業をすることが可能
・与点の数が少なくて済む(取り付け点が不要)
・視通が利かなくても、節点を設ける必要が無い。
・再測が発生した際に、VRSの場合は工数が少なくて済む

精度

・TS観測の場合、機材が増えることによる器械誤差を生む可能性も高くなる。
・VRSの高さの精度を確保するのは難しいと予測していましたが、今回の結果では良い成果を得ることができました。

TSの場合の現場状況

・三脚にTS・一素子を据える回数がVRSに比べて多いため、据える時間・観測時間・移動時間が多い
人工は2名or3名必要

 

TS・一素子(2セットor3セット)を7観測(7回移動)必要

VRSの場合の現場状況

・1台のGNSSを使用して観測を行うため、据える時間・観測時間・移動時間がTSに比べて少ない

人工は1名でOK

GNSS受信機1台で6測点での観測でOK